空き巣は昼に来る? 防犯カメラが活躍する意外な時間帯

■ 空き巣は「夜」より「昼」に多い?

防犯というと、真っ先に思い浮かぶのは「夜間の対策」。

しかし、実際の統計では空き巣被害の多くが“昼間”に発生していることをご存じでしょうか?

警察庁のデータによると、侵入窃盗の発生時間帯は【午前10時〜午後3時】が特に多い傾向にあります。

理由はシンプル。共働き世帯が多く、家が“無人”になる時間だからです。

「明るい時間だから安心」ではなく、「誰もいない時間が危ない」のです。


■ 犯罪者は「死角」と「チャンス」を狙う

空き巣犯は、周囲の様子を観察してから行動に移すことが多く、

  • 洗濯物が干しっぱなし
  • 郵便受けが溢れている
  • カーテンが閉まりっぱなし といった「不在のサイン」を敏感に読み取ります。

そして、目立たずに侵入できる“死角”のある場所を狙うため、玄関以外の窓や勝手口、塀の裏側などが要注意ポイントです。


■ 防犯カメラが“見られている”という心理を生む

そこで効果的なのが、屋外の防犯カメラの設置です。

防犯カメラが設置されているだけで、犯行をためらわせる“心理的な抑止力”が働きます。

とくに、

  • カメラの存在が分かりやすい
  • 出入口をカバーしている
  • 人感センサーで動作するタイプ などは、空き巣が嫌う要素として非常に有効です。
目次